世の中にはイケメンと呼ばれるビジュアルを持っているパフォーマーが多くいるわけで、それはそれで羨ましい限りです。
女性の場合もしかり。
さて、パフォーマンスというものは演技内容だけでなくビジュアルも大切な要素を担っているんだけど、全く同じ演技内容だったと仮定した場合、どちらの方がお客さんから高評価を得るかといえば、多くの場合はイケメンさんなのです。
イケメンという言葉で今回は進めるけど、顔だけでなく、体や衣装や雰囲気やメイクなんかによって、より素敵に輝く自分を作り出せている人を指します。
で、イケメンの場合、演技内容以上に高評価をされがちなので、勘違いしやすい。
かっこよかったです~!(顔が)
なのに、かっこよかったです~(演技が)に捉えがち。
もちろん顔だけじゃないかっこよさもあるんでしょうが、実力以上に評価されれば嬉しい限り。
でもね、実力以上に評価されちゃうってことは、自分で自分の実力をしっかり計らないと、実力以外の評価に埋もれて、本来の自分を高めることができなくなっちゃう。
イケメンを見て、羨ましいな~って思う半面、自分がイケテナイメンだからこそ、実力を上げるしか無いわけで、そりゃぁもう必死に足掻いて上を目指せるんだよ。
人前で演技するわけだから、イケメンの方がどちらかといえば良いんだけど、パフォーマーの本分としては芸の上達が最も大切なことで、ビジュアルはツールなので、自分自身がツールに誤魔化されないようにしなきゃね。
ビジュアルのツールとしては顔以外にも服装や髪型、特に「若さ」なんてのも、とっても使える、評価されやすい事柄。
今、評価されているパフォーマーでイケメン、かわいい女子、キレイ女子ってのもいるけど、その人達は間違いなく自分自身とちゃんと向き合って、努力をしてきている人達。
見た目ばかりを取り繕わず、中身のレベルアップを必死に考えないと、年をとったり、流行りの顔じゃなくなったり、自分よりも遥かにイケメンさんが出てきたときに「こんなはずじゃなかったー」って結果になっちゃうよ。
男性には女性のファンが。女性には男性のファンがつきやすい。たまに同性にモテるって人もいるけど・・・。
モテるかどうかではなく、ショーの内容、自分の演技、構成、実力で勝負しよう。
その上で、自分がイケメンであればそれに越したことはない。
イケテナイメンは努力をしなきゃイケメンには勝てない。
イケメンは努力を怠ればイケテナイメンに負ける。
モテるのはいいさ。モテて調子に乗るのもいい。
ただ、芸とそれは別。
そんなこと言っても、イケテナイメンのひがみにしか聞こえないでしょうけどwww