東京義賊ブログ

たまにはコンテストやフェスティバルに出てみよう!

長い年月をかけて芸を極め、要素をプラスしたりマイナスしたりしながら自分の理想とするパフォーマンスを追い求めているわけですが。

たまにはコンテストやフェスティバルに出演してみませんか?

CONTEST?FESTIVAL?

今、日本国内で行われているコンテストやフェスティバル、日本各地で様々なものが行われていて、レベルの高いものから、地域密着型まで様々な催しが開催されており、そういったフィールドで活躍しているパフォーマーが脚光を浴びるってことも今の日本ではよくある話。
でも、それとはまた別の視点で、たまには出てみるといい事があると思うんだよね。

というのも、普段のショーって、制約の少ない中で自分なりに理想を求めてパフォーマンスしているんだけど、コンテストってなると時間枠や対戦相手等によって状況が全く異なるから、それ用のショーってのを作らないとならない。

それって、普段のショーにはない要素が入ってくるので、当然対抗手段としていろいろ考えなきゃならなくて、でもそれによってまた自分のショーに変化が訪れて、結果としてバージョンアップできることが多々ある。

いつものREDTOMIでもいいんだけど、今回はブラックTOMIでいこうかなとか。
レインボーTOMIでいこうかななんて。

色々なTOMI

例えば僕は、2015年のふくやま大道芸グランプリ以外のふくやま大道芸のコンテストの時は一切喋らない構成でやっていた。

普段は喋りまくりのショーなんだけど、時間が10分間とか7分間とか短いことが多くて、その中でメインの構成を入れたときに、喋らない構成の方が見易いような気がしてね。

ただ単に喋らないって事じゃなくて、喋らなくてもしっかり伝わるように曲を編集して、道具の配置や転換、スムースな進行を考えて挑戦したつもり。結果には結びつかないことが多かったけど、そこで得たものが後のショーに活かされているのは確か。

フェスティバルにしても、普段の大道芸がお客さんゼロから始まるのに対して、フェスティバルではわざわざ観に来た人相手にパフォーマンスを行うことが多いので、その人達が楽しめる新しい要素をふんだんに盛り込んだり。逆に自分がやりたい事をセオリー無視して思いっきりやってみたりとかね。

別に、コンテストやフェスティバルに限った話じゃないんだけど、自分のショーを極めていく過程で、新たな制約や条件下でのパフォーマンスを構築することで、より磨かれたパフォーマンスを作ることができるので、ぜひ、自発的に挑戦してもらいたい。

こんな環境で出来ないよ~!みたいな環境もあるかもしれない。

枠に捕らわれてパフォーマンスしたくないよ~!って思うかもしれない。

でも、毎回のことではないので、ちょっとやってみようよ。

いつもの自分には無い自分を発見して、挑戦して、もがいて、もしかしたら不評かもしれない。コンテストで全くかすりもしないかもしれない。
でも、自分自身を磨き、育てていく上で、コンテストやフェスティバルに出演して、その環境に合わせたショーを考えることは、良い結果として必ず自分の財産になる

コンテストやフェスティバルに興味が無いというパフォーマーもいると思うけど、自分自身に新たなルールを与えて、普段と違う環境を作り出すっていうのをやれる人って僅かだと思う。

自ら環境を作り出すことができればいいんだけど、なかなかそれって難しいので、だったらコンテストやフェスティバルといった環境を利用して、自分自身を高めていくことをおすすめします♪